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北京では数字はあっという間に覚えた。
買いものをする時に必須だったからだ。
日本に留学した中国の友達が、「日本にいる頃は、気付いたら1日中何も喋ってないな・・・。ということが多かったけど、中国ではちょっと考えられないことだよね。」と語ってくれたのが印象に残っている。
確かに現代の日本だったら、ちょっとした買いものをしたりちょっとしたお出かけをするときには、一言も発しなくても大丈夫なシステムや雰囲気がある。
ところが中国は大都市といえども、近所の昔ながらの小さな個人商店に行って、ちょっと会話をしてから買うような、古き良き日本のような雰囲気が残っている。
中国のハンドサインは便利!!
日本だったら数字を表すハンドサインは1から5までしかない。
でも、中国は1から10まである!
何てスマートなんだ!と感動した記憶がある。
「你好」「谢谢」程度しか知らなくて中国に行ったから、最初は買いものをするにしても「いくら」か聞き取るのが難しかったが、ハンドサインで代用できるから、数字はすぐに聞き取れるようになった!
ハンドサインが生まれた背景
今は北京語が標準でどこでも通じるような時代になってきたけど、一昔前は方言の問題は大きかったから、こういうスマートなハンドサインが生まれたんだろうなと、その背景を考えると楽しい!!