057 中国のカルチャーショック:中国では毎日1びっくり!

北京の部屋 その5。北京では4年の間に5つの部屋に住んだ。
写真は最後に住んだ部屋で、天井から猫が落っこちてきたことがあってビビった(笑)

我迷路了,怎么办?

别着急。打车回来。司机知道路。

糟糕! 我没有钱包!怎么办?

没关系,你到了我替你付钱

司机:(自動車・電車・列車などの)運転手 機関士
糟糕:(事柄・事態・結果・成績・運命・言葉・人などが)まずい ひどい だめである
   英語の「Oh, my God!」のような語感。
付钱:会計する
  • I’m lost. What should I do?
  • Don’t be worried. Take a taxi home. The driver knows the road.
  • Damn it! I didn’t carry my wallet. What should I do?
  • It doesn’t matter. I can pay for you when you arrive.

どうすれば・・・?

僕はウイーンでも1年間生活した。

日本とヨーロッパなのにカルチャーショックはほぼなく、すべてが想定の範囲内だった。

しかし!

中国は違った。

同じアジアなのに、何?この違い(笑)

住んでいた当時は北京オリンピックの前で、発展途上国だったけど先進国になるぞ~!というような雰囲気が街に溢れていて活力があり、混沌としていた。

古い北京と新しい北京が混在していて、とりあえずパワーに溢れていた。

そんなこんなもあって毎日が冒険で新鮮で、何かしらのカルチャーショックで、1びっくり以上があった(笑)

鍵、変えました。どうすれば・・・?

仕事でくたくたになって、お家に帰った。

寒い冬、一刻も早く暖まりたい!

いつものように鍵を差し込む。

あれ?

鍵が入んないや?

あ、紙が貼ってある。

「鍵、変えました。入りたかったら家賃を払え!」

というような内容だった・・・。

1日遅れただけなのに、中国人厳しい・・・。

あっけにとられるよりも、想定の斜め上を行く状況に出会ったら人は笑い出すようだ。

当時は中国に来たばかりで全く中国語が喋れなかったから、日本語の喋れる中国の知り合いに頼んで、間に入ってもらい、ATMでお金を下ろして鍵を取り戻しに行った。

寒い中で、凍えながら、友人が来るのを待っていた。

北京の寒い寒い冬の想い出。